みなさんの千年を引き受けましょうか、夜をまだ越えられなくても
ねがわくば、そう、遠退いて パライソの如くいだいて 間違えないよう
あるいは易しく信じたり ぼくらこの眠りばかりはさまさないように
在るものの欺瞞はひどくとりとめもない しかして手ばかり握るのだ
永遠とははばかりなくてあこがれだ だからしばらくねじ伏せている
ぼくら、ほんとうを知っているがそうでなくとも見失わぬため祈っている
どうしても覚えぬあたりのいくばくはなくならなくて悲鳴をあげた
語るな ましますならば嘘になるので心臓に鉄環をはめて
何を述べてももしかするといつしかにはりさけたとしてぼくらの標だった